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風の子通信Vol.200 2019年4月号「少し昔のこと」

名前

4月、私の手伝っている幼稚園にも新しく園児が入ってきました。名簿を見ると読めない名前が多いのです。

この10年ほどの名簿から見ても羽空(ハク)陽茉梨(ヒマリ)大海(たいが)乃愛(ノア)瑠風(ルカ)などむずかしい読み方の名前が連なっています。

私が生まれたころ1930年代から60年代にかけて、ヒロコ、ケイコなど女子にはたいてい「子」がつきました。統計的に見ても当時の6割以上の女子に「コ」がついています。「コ」がつかない女子はアケミ、ヒロミなど「ミ」がつきました。男子では女子の「コ」ほど一般的ではありませんが、多かったのはマサオ、ヨシオなどの「オ」(夫・雄・男)でした。ヒロシ、タカシなど「シ」も多かったですね。

その前は男子には動物の名前、女子には植物の名前が多くて、男子には辰夫・虎吉・巳之助など十二支がらみの強そうな動物の名前が多く、女子は松・竹・梅・花などが多かったようです。そういう即物的な漢字を使っていた時代から、抽象的な意味をもつ明・義・敬・徳・慶などが使われるようになったのが昭和だったのでしょう。昭和にちなんで昭・和も多かったとか。新元号にちなんで「令子」だの「和夫」が増えるかな?

私が若かったころ、ミツコやハツコなど、ミやハのつく女子が多かったので、そこらじゅうにいる女子という意味で「ミーハー」という言葉がはやりました。流行にかぶれやすい女の子という意味もあり、ちょっとさげすんだような使われ方をしていました。その言葉がパタッと使われなくなったのは、美智子様と華子様が皇室に入られたからです。

漢字の「意味」で名付けていた時代から、今は漢字の「読み」で名付ける時代になったのでしょうか。



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