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風の子通信 11月〜少し昔のこと「七五三」

 
 

11月といえば七五三、ひと昔前は10月になると、デパートや呉服屋さんに七五三用の着物や飾り物などが並びました。今は10月になる前からカボチャやら魔女やらのハロウィーン用品が並んでいます。その七五三も、子どもに貸衣装を着せて写真を撮って終わり、という家庭もありそうです。おまけにその写真も早割で、10月中に撮れば安上がりだとか。

 

 「7歳までは神のうち」という言葉があります。子どもが7歳前に死んでしまうことの多かった昔、7歳前に死んでしまった子どもは神様なのだ。神様の国からちょっとだけ人間の世界に遊びにきただけ、だから人間界の暮らしを覗いたあと、もともとの神様の国へ帰ってしまったのだという考え方です。子どもに死なれてあきらめきれない親が、こう考えてなんとかあきらめようと思ったのかもしれません。3歳まで生きてくれた、袴もはけるようになった5歳まで生きてくれた、よくぞここまで生きてくれた、氏神様にお参りして、お礼を申し上げようということ、そして7歳まで生きてくれたら一人前、神様にも村の人たちにも、氏子として認めてもらうお祝いをしようということなのでしょう。七歳五歳三歳に限らず、地方によっては年齢も異なっていたそうです。

たとえ年齢はまちまちだったとしても、子どもの成長を祝うという点では共通しています。今だって、よくぞここまで育ってくれたという気持ちは変わらないでしょう。でも、その気持ちをきちんと子どもに伝えているでしょうか?着飾る前に(もちろん後でも)、「こんなに大きくなって、お父さんもお母さんもとってもうれしいよ」とひとこと言ってあげたでしょうか。衣装は着なくても、おいしいご馳走は食べなくても、七五三で1番大事なのはその言葉を子どもに伝えることでしょう。七五三でなくても、成長の節目節目に子どもに伝えたい言葉です。

 

 

さて、ハロウィーンが済むと、クリスマス用品が並びます。絵本コーナーにもクリスマスやサンタクロースの本が並びます。スーパーもデパートもクリスマス用の飾り付けになるでしょう。ハロウィーンもクリスマスも楽しい行事として、日本では定着してきましたが、本当は楽しいだけではなく厳粛なお祭りなのでしょうね。クリスマスが終わった後、ほんの1週間ほどがやっとお正月用品の出番です。お正月も大事にしたい日本の行事です。だいぶ簡略化されてきましたけれど、かろうじて残っているお正月、大事に過ごしたいと思います。




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