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11月といえば七五三、ひと昔前は10月になると、デパートや呉服屋さんに七五三用の着物や飾り物などが並びました。今は10月になる前からカボチャやら魔女やらのハロウィーン用品が並んでいます。その七五三も、子どもに貸衣装を着せて写真を撮って終わり、という家庭もありそうです。おまけにその写真も早割で、10月中に撮れば安上がりだとか。
たとえ年齢はまちまちだったとしても、子どもの成長を祝うという点では共通しています。今だって、よくぞここまで育ってくれたという気持ちは変わらないでしょう。でも、その気持ちをきちんと子どもに伝えているでしょうか?着飾る前に(もちろん後でも)、「こんなに大きくなって、お父さんもお母さんもとってもうれしいよ」とひとこと言ってあげたでしょうか。衣装は着なくても、おいしいご馳走は食べなくても、七五三で1番大事なのはその言葉を子どもに伝えることでしょう。七五三でなくても、成長の節目節目に子どもに伝えたい言葉です。
さて、ハロウィーンが済むと、クリスマス用品が並びます。絵本コーナーにもクリスマスやサンタクロースの本が並びます。スーパーもデパートもクリスマス用の飾り付けになるでしょう。ハロウィーンもクリスマスも楽しい行事として、日本では定着してきましたが、本当は楽しいだけではなく厳粛なお祭りなのでしょうね。クリスマスが終わった後、ほんの1週間ほどがやっとお正月用品の出番です。お正月も大事にしたい日本の行事です。だいぶ簡略化されてきましたけれど、かろうじて残っているお正月、大事に過ごしたいと思います。
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