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風の子通信 2020年4月少し昔のこと〜女性も選挙に

 
  今の若い方には信じられないかもしれませんが、戦争が終わるまで、政治は男だけのもので、私の母には40歳を過ぎるまで選挙権がありませんでした。女が結婚するには(結婚と言わず、嫁にいくといいましたが)、父親の許諾が必要という時代でした。女は政治という構造の「蚊帳の外」に置かれていたのです。

1946年4月10日に戦後初の衆議院議員の選挙が行われました。20歳以上の1380万人(全体の何割かという数字はわかりませんが)の女性が投票し、39人の女性国会議員が誕生しました。翌年の参議院議員選挙では10人の女性が当選しました。それまで女性は政治に参加できなかったのですから、そのとき投票した人たちも、当選した人たちも、どんなにうれしかったことでしょう。

その初めての女性参加の選挙のとき、小学校の高学年だった私は、役場の人に言われて「女性の参政権が認められました。おばさんも、おばあさんも、選挙に参加しましょう」と、友だちと一緒にメガホンで言いながら、町内を回りました。広報車なんていうものもない時代でしたから、子どもに広報を担当させたのでしょう。その代わり、役場の人も学校の先生も、私たち宣伝隊の子どもたちに、わかりやすく、憲法の話をしてくれました。あの苦しく悲しいこともたくさんあった戦争は、もう絶対にしないということや、親が反対でも好きな人と結婚できるということや、女の子でも級長になれるというような、女の子が喜びそうなことを話してくれました。私たちは子どもでしたが、世の中を改革する一端を担っているようなうれしい気持ちでメガホンを持ったことを思い出します。今の私たち、その参政権を大事にしているでしょうか。




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