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風の子通信2020年5月〜少し昔のこと

 
 

不自由な生活

  新型コロナというウイルスがはびこり、2月末から私たちの生活も、あれこれ制限されました。マスクをしろ、移動するな、居酒屋などに立ち寄るな、これは国からの「命令」ではなく「要請」ですけれど、それが命令になったら恐ろしいと思います。さすが平和社会だけのことはある、多少とんちんかんなところがあるにしても、お金やマスクを配ろうと支援の姿勢だけでも見せています。医療関係の方々のご努力もあり、ウイルスに感染すればとりあえず入院できます。その安心感だけでも、戦争中とは違います。

 もしこれが戒厳令の敷かれていた戦争中だったら、と思うとぞっとします。マスクをかけないでいたら非国民として捕まってしまうでしょう。3人5人集まって安倍さんの悪口を言っていれば、特高(特別高等警察)が来て、思想犯として牢屋に入れられるかもしれません。パーマネントをかけた女性やもんぺをはいていない女性は、国のお先棒担ぎの翼賛婦人会のおばさんたちに叱られた時代です。そもそも立法も行政も司法も、軍の思うままになっていた時代ですから、国に逆らうというより、軍に逆らうことになるのです。

 空襲警報のサイレンが鳴ったら、子どもはみんな防空壕(地面や山の斜面に掘った穴)にはいらなければなりませんでした。「空襲警報解除」の知らせがあるまで、いつまでも防空壕にいなければならなかったのです。中学生は軍需工場で仕事をさせられました。大黒柱の父親が兵隊に召集されたら、家族が生活できようができまいが、すぐに出征(戦地に行くこと)しなければなりませんでした。戦争になったら、不自由さも死の恐怖も今の何倍にもなるでしょう。戦争への道を作ってはならないと強く思います。




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