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風の子通信2020年6月〜少し昔のこと

コロナとカタカナ語

 コロナのことを国民に知らせる役割の新聞やテレビなど、きちんと知らせたいと思ったら、もう少し親切に日本語でわかりやすく伝えてほしいと思っています。 

 クラスターと言わずに「感染者集団」とか「集団感染」と言ってもらえれば、誰にでもわかるのに。パンデミックというのは、ひとつの病気が世界的に流行することだそうですけれど、それなら「世界的流行病」とか「国際的大流行病」とか言ってもらったほうがわかりやすいと思います。オーバーシュートはスポーツの言葉だと思っていた私です。もちろん前後の文面から考えて、爆発的に患者が増えたことを言うらしいと推察しますが、あくまで「らしい」の推察です。「爆発的増加」という日本語ならしっかりわかります。「うちにいましょう」と言えば、だれでもわかるのに、なんで「ステイホーム」なのでしょう。驚いたことに、テレビで若いお兄ちゃんが「ステイホーム」の看板を持って宣伝をしていました。美男美女のスターがにっこり笑って「戦争に協力しましょう」の看板を持ったときのことを思い、ぞっとしました。

 明治時代、たくさんの外国語がはいってきたときに、言葉の専門家が日本語への変換に悩んだようです。でもあの時代の人たちは、日本語もしっかりわかっていたし漢字もたくさん知っていたからでしょうか、上手だなと思います。ベースボールが野球、フットボールが蹴球、バスケットボールは籠球と訳されました。カタカナをそのまま使うにしてもクラブが「倶楽部」倶(とも)に楽しむ部(仲間)。カタログが「型録」いろいろな型を録(うつしとる)。上手な当て字だなと思います。明治時代に戻ってほしいわけではありませんが、その心意気を受け継いでほしいものです。




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