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風の子通信2020年7月〜すこし昔のこと

 
 「なんとなく」言葉に騙される

 前回書きましたように、コロナ関連の言葉がみなカタカナ語で、なんだかよくわからないまま「なんとなく」わかったような気にさせられていました。もしかしたら、これは為政者やマスコミのエライ人たちの思いやりで、世界的大流行なんて言ったら驚いて大恐慌をおこしてしまうかもしれないバカな国民を「なんとなく」霧に包まれたような外国語で、わかったようなわからないような状態にしておこうという親切心なのかもしれません。そういえばパンデミックなんて「なんとなく」しゃれた響きがありますものね。感染者集団というよりクラスターのほうがしゃれているような気がします。服装関係の言葉は特にカタカナ語にすると「なんとなく」しゃれて「なんとなく」高級な感じがしますもの。この「なんとなく」がくせ者です。

 カタカナ語だけでなく、日本語でも騙されることがよくあります。8月15日は、第二次世界戦争で日本が英米仏露の連合軍に負けた日です。軍と政府の無謀な戦略で、沖縄をはじめたくさんの国民が犠牲になり、広島と長崎に原子爆弾を落とされて、やっと負けを認めた敗戦記念の日です。それがいつのまにか「敗戦記念日」でなく「終戦記念日」と言うようになり、軍の責任がうやむやになりました。「集団的自衛権」という言葉もよくわからない言葉ですけれど、アメリカがどこかの国とケンカをしたら、日本も武器をどんどん送って、自衛隊員の派遣もしますよということなのでしょうけれど、それを「積極的平和主義」と言い換えられると「なんとなく」世界平和に貢献しているように錯覚してしまいます。テレビが普及し始めたころ「1億総白痴化」と言った人がいましたけれど、はっきりそう言ってもらえば、私にもよくわかります。



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