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風の子通信2020年8月の「すこし昔のこと」

  おむつはずし

 私が子育てをしていた頃、おむつは浴衣のお古などで作りました。おむつカバーは目の詰まったような古いセーターで作りましたが、いくら目が詰まっているといっても、大量のオシッコは無理なので、1回ごとにカバーも替えていました。負んぶしているときにされると、私の服まで濡れてしまいましたから、お出かけのときには蒸れてかわいそうでしたが、もれないゴムのカバーを使いました。そんな事情もあったからでしょうか、たいていの親は1歳過ぎるとおむつをはずすことを考えました。首がしっかりしてきたころから、朝起きたときにおむつが濡れていなければ、庭に向かってひろげてやれば、必ず出ました。ときには「シー、シー」と誘うように声もかけましたが、赤ん坊だって広げてやれば気持ちがいいのでしょうね、おむつにやってびちょびちょになるより気持ちがいいとわかっていたのです。昼間でもそろそろかなという頃に広げてやれば、出しました。子どもがおむつをしているときには、いつも頭の片隅に子どものオシッコの時間があったように思います。

 今はおむつも高性能になって、2回3回分でも漏れることなく貯めてくれますから、親もつい安心してしまうのでしょうね、朝、目覚めたら必ず広げるという習慣もなくなってしまったようです。おむつをはずすことに親が振り回されないようにという配慮でしょうか、今は保健所でも「トイトレは無理しないで」とお母さんたちに伝えているようです。

 おむつをはずすということは、おむつ代を倹約するためではありません。親の手間をはぶくためでもありません。子どもの自立をうながすことです。子どもが、自分の体を、自分でコントロールする第一歩です。自立の第一歩でもあります。




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