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風の子通信2021年1月の少し昔のこと「好き嫌い」

 
 

お正月のお雑煮は、地方によっていろいろですね、サケやブリを入れる地方もあるそうです。お雑煮に入れるお餅が餡入りの丸餅という地方もあるとか(うらやましい!)。私の実家では、鳥の肉を入れました。その鳥はキジやヤマドリで、師走の29日か30日に、父親が鉄砲を持って山に行きました。たいていはキジ、キジが獲れなくてヤマドリを獲ってくるときもありましたが、どちらかの鳥を獲ってきました。

 どうしても獲れない年があって、お正月様にお供えするのに鳥の肉がなくてはと、その年は飼っていたウサギをつぶし(殺し)て、キジの代わりにしました。ウサギは鳥と同類と考えられて1羽2羽と数えます。

犬をかわいがるあまり、犬公方と呼ばれて4本足の動物を食べてはならぬとお触れを出した五代将軍綱吉の時代に、庶民が困って、ウサギの肉は鳥の肉と味が似ているから、1羽2羽と数えて、鳥の仲間ということにしたと言われていますが、本当かどうかはわかりません。だいたい私は肉が嫌いなので、キジやヤマドリやニワトリの肉がウサギの肉の味と似ているかどうかもよくわからないのです。お餅は大好きなので、お正月のお雑煮は、お餅に鳴門と野菜と汁だけ入れて食べていました。母親は私の好き嫌いを直そうとしたらしいのですが、父親が「蚕は桑の葉しか食べないのに、美しい糸を出す、食べたいものだけ食べていればいい,浩子もそのうち美しい糸を出すだろう」などと言う人だったので、私の好き嫌いは直らなかったのです。

 好き嫌いをすると大きくなれませんと言われても、こんなに大きくなってしまったし、好き嫌いをすると長生きできませんと言われても、こんなに長生きしてしまったし、ま、いっか、というところです。




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